プロジェクトG-日本編-

 

[プロジェクトGとは]

 プロジェクトGは日本・アメリカ・ドイツ・ナミビア4か国の国際共同制作プロジェクトです。

 

 2011年ベルリン演劇祭の国際フォーラムで出会った5人の仲間が、お互いの母国を訪問・滞在してその「日常生活」を肌で体験・交流し、その経験を通して作品制作を行うことを目的に2011年5月から活動してきました。

 

 プロジェクト全体のテーマは「Glück(ドイツ語で「幸せ」)」。

 国籍も、これまで生きてきた時間も違う私達は、その「G」に何を見るのでしょうか。

 

 演劇について、社会について、生活について、できる限りゆっくりと、その場に足を留めて語り合いたい。

 対話が私達にとっての演劇作品です。

 何故なら、劇場とは、人と人とが出会う場であり、演劇とはまさに対話の芸術だと、私達は考えるからです。

 

 対話の難しさを噛みしめながら、それでも対話を言葉と身体で試みてみたいと思います。

 

[メンバー]

坂田 尚 Sakata Nao(日本)
6.5/w主宰、俳優・演出家。

幼少期より舞台芸術に接し多数の舞台に出演。

2009年「生活なきところに文化なし、文化なきところに芸術なし」をモットーに定め、パフォーマンスグループ6.5/wを設立。

2010年太宰治原作の『wait』がスペイン・マドリッド日本文化祭に招聘される。

寺尾 恵仁 Terao Ehito(日本)

2004年より俳優として活動し、ドイツ・韓国を含む国内外の公演に出演。

2009年坂田尚と共に6.5/wを設立し、以降俳優・ドラマトゥルクを務める。

2011年より慶應義塾大学院修士課程に在籍し、ドイツ演劇研究、演劇批評、戯曲翻訳、通訳、短歌批評等幅広く活動中。

アネリー・マタイス Annelie Mattheis(ドイツ)

演劇学・メディア学・心理学・独文学を学ぶ傍らダンス制作にも携わる。

2008~2010年、バーデン・バーデン劇場勤務。フェスティバルの企画制作、演劇賞の審査員などを務める。

2011年よりヘッセン州立マールブルク劇場にドラマトゥルクとして勤務。

ナターシャ・ラモエラ Natasha Lamoela(ナミビア)*7月に来日
演技・演出を学び、ミュージカル『地下鉄一号線』のナミビア初の脚色上演を行うなど、 児童演劇、音楽劇、タンツテアター等幅広く作品を制作。

ユネスコ等の支援により、伝統芸能の保持、貧困と麻薬撲滅等の活動にも従事。

2010年ウィンドゥク室内劇場を開設し、俳優と演出家を務める。

ブライアン・ベル Brian Bell(アメリカ)
大学で演技論を学んだ後、カルーセル劇場およびベルリンのフリーシーンで活動。

2006年、劇団「カバレット・バガボンド」の創立に参加し、以降俳優と演出を務める。

ウェールズ・モンマス劇場、メイン州立シェイクスピア劇場、シュトゥットガルト劇場等多数の劇場で俳優・演出家として活動。
 

 

[日本編のイベント情報]

 

オープニングパーティー

プロジェクトG参加メンバーの来日に合わせて、オープニングパーティーを開催します。

メンバーと、食べて、飲みながら、おしゃべりしましょう!

 

日時:2012年6/23(土)18:00~21:00

場所:ネコワーキング (水道橋駅西口から徒歩4分)

参加費:2,000円 (実費として・渾身の一品を持参の方は500円割引)

定員:20名程度

 

 日本語・英語・ドイツ語のどれか一か国語でも話せれば参加OKです。

 国際交流に興味のある方、演劇に興味のある方、何となくおしゃべりしてみたい方などなど、交流・対話することにポジティブな方であればどなたでも大歓迎です。

 開催場所は、猫のいる素敵なコワーキングスペース「ネコワーキング」さんです。 

 

 ポットラック(持ち寄り)パーティ形式で、メンバーがそれぞれの国の料理を持参します。

 持参は強制ではありませんが、皆さんが「日常生活」の中で食べる・飲む渾身の一品をお持ち頂ければ参加費を500円割引致します。  

*終了しました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました!

 

 

住み開き  

メンバーが6.5/wの新拠点「にわのとり」の読書室でお待ちしています。

日本と他の国について、演劇について、何となく、おしゃべりしに来て下さい!

 

オープン日:2012年6月24・25・27日

          7月 6・8・11日

オープン時間:13:00~17:00

(事情により前後する可能性有・事前に確認をおすすめします)

入場料:500円(カンパ制)(通訳なし)

  

日本語・英語・ドイツ語のどれか一か国語でもできれば会話できます。

(Wi-Fi利用可、お茶・コーヒー類セルフサービスで飲み放題、出入り可、禁煙、飲食物・本持ち込み可、読書室所有の本の持出厳禁)

 *終了しました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました!

 

 

住み開き(特別編)

日時:2012年7月4日(水)19時~

場所:にわのとり

7/3にメンバー全員がそろいました!

それを記念して、7/4に住み開き特別編として5人でにわのとりにてお待ちしています。

是非遊びに来て下さい!

参加費は特に設定しませんが、カンパ歓迎です。 

*終了しました。ご来場・ご協力頂いた皆様、ありがとうございました!

 

 

南相馬ワークショップ

福島県南相馬市でワークショップを行います!

 

日時:2012年6月30日(土)13:00~17:00(ワークショップ1)

       7月  1日(日)13:00~17:00 (ワークショップ2)

       7月 2日(月)18:00~21:00(講師を交えてのお話交流会)

        *ワークショップ1・2は連続受講がおすすめです

場所:南相馬市文化会館ゆめはっと多目的ホール(6/30・7/1)/銘醸館一番蔵(7/2)

参加費:無料

定員:20名程度 

内容:(6/30)コミュニケーションゲーム…体を使ったゲーム形式で参加者同士の交流を深めます。

   (7/1)テクストプレイ…グリム童話のテクストの様々な表現について体験します。

   (7/2)ディスカッション…社会のこと、演劇のこと、世界のこと、自由に話す時間を作ります。

応募条件:身体表現および国際交流に興味のある方。

     年齢・性別・演劇経験等は一切問いません。

応募先:南相馬市国際交流協会(Tel・Fax:0244-25-2371)  

*終了しました。 

プロジェクトGの南相馬市でのワークショップは

クラウドファンディングのREADYFOR?さんに掲載して頂き実現しました。

詳細はこちらをご覧下さい。

ご支援・ご協力・応援頂いた皆様、参加して頂いた皆様、ありがとうございました。 

 

 

シンポジウム

2012年はグリム童話誕生200周年です。

国は違えど、プロジェクトGのメンバー全員、「グリム童話」に幼少時から大なり小なり触れ合ってきました。

その共通項から、何が見えてくるのか、それとも見えてこないのか。

13か月のskype会議、3週間の日本滞在から得たものを元に、シンポジウムを行います。

 

「グリム童話の受容と表現」 

日時:2012年7/7(土)13:00~17:00

場所:慶応義塾大学三田キャンパス・南館D2051

参加費:無料

(日本語通訳あり)

*終了しました。ご来場・ご協力頂いた皆様、ありがとうございました! 

  

助成:豊島区文化活動振興助成金

後援:南相馬市国際交流協会

共催:6.5/w

協力:慶応義塾大学

   ネコワーキング

   READYFOR? 

   ドイツ文化センター 

   ヘッセン州立マールブルク劇場

   カバレット・バガボンド

   ウィンドゥク室内劇場 

             (順不同・敬省略)